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> 逆境を逆境と言わずして勝利は得られず
15:00 味スタ到着。先日のFC東京開幕戦とうってかわって少ない観客。さすが崖っぷちの戦いといった感じ。ベルデサポの「髙木にしてもチアゴにしても、広島って背高いの好きよね」という発言に「チアゴはデカイだけじゃないで!」と大きく心の中で反論する。
席につくとゴスペルファミリー調布の皆さんが歌を披露中。客があまりに少なくて申し訳無いと思う。
15:33 選手がピッチに。広島サポが「お前らの目標は何?」との弾幕を掲げる。「そりゃあ勝利とJ1残留じゃろ当然、優勝はその先のことじゃ」と心の中であきれ気味に思う。
審判団紹介のときには広島サポからブーイング。何じゃそりゃとこれまた思う。前に何かあった審判ですか?

ピッチでのシュート練習
 カウント28本
  内4本成功
  内24本失敗(内枠外15本)
もうなんか嫌な感じ。

ルーレット森本のベンチスタートにガッカリ。

前半開始
広島のDFについてはまあ問題無し。うまく連携してボールを奪っていた。相手のサイドチェンジにも難なく対応、インターセプトもできていた。ベルデはボールを前線に入れることができず横パス、ドリブルをする間にミスが生まれていた。
広島はダイレクトのパス廻しから大きくサイドチェンジ、そこから早めにセンタリングを上げていたが、そこに真中というのが引っ掛かった。チアゴならいいけどね。
18分 CKをキーパーが弾いた所に田村がヘッドでシュートも枠上に。
     これが広島前半唯一のシュート。
24分 ベルデ平野のダイレクトが広島ポストを強襲!
     つい声がでた。
全体的には広島のほうがパスも繋がりよいリズムだったが、ゴール前での精度に難あり。潰される真中に物足りなさを感じ、ベルデサポ応援元ネタがハイロウズであるのをいいなあと思ううちに前半終了。

後半開始
00分 真中→髙木 ここから田村が頑張る。走り込み、ドリブルを仕掛け、前線で奮闘。両チーム攻め合うが、そのなかでサンパイオの正確なパス出しと服部公太の走り込みが目立つ。この二人からチャンスが生まれていた。
04分 CKから逆サイでフリーの公太シュートも弾き返される。 
17分 田村→チアゴ 田村には惜しみない拍手。チアゴにはゴールの予感。
しかしこのチアゴがあまり良くなかった。GKの好セーブに阻まれたシュートもあったが、試合勘が今ひとつな感じ。次節は期待できるよ。
20分過ぎからスペースも出来て両チームチャンスが増えるも決めきれず。ベルデは左からのセンタリングが目立ち始める。
34分 サンパイオ→外池 今日のサンパイオは良かった。
38分 ベルデCKからシュートも下田飛び出して防ぐ。あぶなかった。
広島は枠内にシュートを撃ち込むもベルデGKが好セーブ連発、ベルデは左から放り込むも22分のエムボマ→飯尾で決定力不足、結局そのまま引き分け。

広島、決して悪いサッカーはしてません。ベルデなんて酷いもんでした。
DFは全員でうまくやっているし、パス廻しもスピードがもうちょっとあがればいいけどまあまあです。服部公太は良く走ってチャンスつくってました。サンパイオはボールを失わず落ち着かせてくれて、相変らず相手CKも弾き返してました。田村もチアゴもいけそうです。いや、いけます。森崎1号2号も前へ前へボールを運んでました。

じゃあ、何が足りないのか?

とにかくただゴールです。当たり前ですがゴールだけが足りません。きれいに崩さなくてもいいから、どんなに強引でもいいからまずゴールを決めて欲しいんです。
勝つ時はどんなに汚くてもいい、負ける時は美しく・・・なんて最強のバルサとクライフだから言えるわけで、崖っぷちで言ってる場合じゃありません。
決して悪いサッカーはしてないし、これを信じていけば良いはずです。下手に変えようとすれば方向を見失ってしまうでしょう。ただ、強引なまでのシュートを撃つ気持ちを、ゴールを狙う気持ちを強く持って欲しい、それだけです。
by vcf-esp | 2004-04-18 20:22

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