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> バルセロナ~ロエベ、メトロ、そして日本酒~
新婚旅行でバルセロナに行ったときのこと。
カミさんが時差ボケでぐったりしていたので、ひとりで両替に出掛けた。あんまりいいレートじゃないけどイルコングレスとかいうデパートで両替完了。すぐホテルに戻るのもどうかと思って通りを歩いていて、信号に引っ掛かった時だった。誰かが呼びかける声がした。

「すみません・・・」

日本語だった。
振り返ると小柄なばあ様が二人、手を取り合っていた。

わし 「なんですか?」
ばA 「ほーら やっぱり日本人でしょ わかるのよ、わたし」
ばB 「あらほんと すごいわねえ」

呼びかけといて勝手に話すなよとか思いながら話を聞いた。
どうやら団体旅行での買い物タイム中、どうしてもロエベに行きたくて、勝手に別行動をとってタクシーでロエベに。で、とりあえずお目当てのロエベで買い物したはいいけど、現在地はわからず、戻り方もわからずで困っていたらしい。

わし 「ホテルはどこですか?」
ばA 「それがわからないから困ってるのよ」

バルセロナでばあ様二人完全に迷子状態。

わし 「・・・なにか行動予定表とかありませんか」
ばB 「あー なんか持ってるわ」
ばA 「わたしも持ってるわ」

持っとるんかい!って見せてもらうと、当然ながらホテルも載ってた。
自分が帰る方面だったので、一緒にメトロで行きましょうと提案してみた。

ばA 「地下鉄は危ないんでしょ タクシーで帰るわ」
ばB 「でも手持ちのお金 あんまり無いわよ」

持ってないんかい!

わし 「メトロも別に危なくないし 一緒にホテルまで行きますから」
ばA 「じゃあ安心だわ でも申し訳ありませんね」

よくこんなんでうろちょろしとるなあとか思いながら、ロエベでの戦利品を持ってあげて、3人分の切符を買って、乗車するときのこと。
ガコーンといきなり衝撃と苦痛に襲われた。
ばあ様二人がゆっくり乗るもんだから、わしだけ思いっきりドアに挟まれたんである。ドアがまた開いてなんとか乗り込んだわしに注がれる冷たい視線。あれは恥ずかしかった。ロエベ両手に持ってる分、余計にね。でもばあ様二人は「あらあら」とか言いながら笑ってた。
結局、我が宿の駅を大きく通り過ぎてばあ様二人を送り届けた。ホテルで添乗員に礼を言われた。ばあ様二人はお礼にと晩飯に誘ってくれたが、またとんでもない目に遭わされそうだと思い固辞すると、日本の住所を書けと言ってきた。ばあ様Bが徳島の造り酒屋の御隠居らしく、酒を贈ると言うのだ。どうしてもと言うし、日本酒は好きだったので住所を教えてから別れた。
帰国後、忘れた頃に小包みは届いた。なかなか立派な酒だった。やっぱり人には親切にするもんじゃねえとカミさんに言いながら、メトロでのばあ様の会話を思い出した。

ばA 「やっぱりどうにかなるもんなのよ いつもちゃんと戻れるじゃない」
ばB 「ほんと いつもね」

あれから4年半、いつもこんなことやってんのかよ!って思いながら、今日もまた異国で若者が扉に挟まれているのだろうか。
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by vcf-esp | 2004-03-09 01:54
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